デバイスと記憶の狭間で
旅行に行けばカメラやビデオで撮影するのが当たり前の家庭で育ちました。
大人になっても、使う道具は変われど、少なくとも写真は欠かさず撮り続けています。
記録が残っていると、後で見返したときにそういえば、こんなこともあったなと鮮明に思い出せるので、やはり便利だと感じます。
一方で、撮影禁止のイベントなどは、手元に何も残らないはずなのに、意外と脳裏に焼きついていたりして不思議だなと思います。
記録がないからこそ、必死に目に焼き付けようとするのかもしれません。
撮影に夢中になって
デバイスを使って撮影すると、どうしてもファインダーや液晶越しに世界を見ることになります。
しっかり記録したいという気持ちと、生の景色を自分の目で見たい気持ちで板挟みになるのは、いずれウェアラブルデバイスの進化と普及によって解消するかもしれません。
現状では、チラチラと実景を見ながら、手元ではうまく撮影する。
そんな器用な技術を身につけるのが現実的なのかもしれないですね。
実は欲しいサングラス型ウェアラブルデバイスがあるのですが、フレームが重たすぎて私個人には向いておらず、購入していません。
そう言い切れる理由は、ほぼ同じ重さのサングラスを持っていて、着用時の不快感がわかるからです。
おしゃれで軽い製品が普及するのに期待してます。
技術の進歩がもたらす悩み
最近はスマートフォンの大容量化やクラウドストレージの普及により、アナログフィルムの頃とは比較にならないほど大量の記録を簡単に残せるようになりました。
しかし、整理整頓が苦手な私のような人間にとっては、膨大な旅のデータが管理しきれないまま溜まっていく一方です。
デジタルデータは、複数の場所に分散して保存しておかないと、何かの拍子に一瞬で消えてしまうリスクもあります。
便利になった反面、データの守り方まで考えなければならなくなりました。
クラウドストレージの限界
もちろん、今使っているサービスをフル活用すれば、ある程度のバックアップは可能です。
契約しているNordVPNの特典で付いてくるストレージ(NordLocker)や、お馴染みのGoogle フォト、そしてAmazon Photosなども併用しています。
特にAmazon Photosは、プライム会員なら写真は無制限で保存できるので非常に心強い存在です。
しかし、これらには共通して動画の壁があります。
Google フォトは無料枠をすぐに使い切ってしまいますし、Amazon Photosも動画に関しては容量制限があるなど、高画質な動画をどんどん撮るスタイルだと、クラウドだけで全てを完結させるのは少し心許ないのが正直なところです。
特に、通信環境が不安定な旅先で、何ギガもの動画をアップロードし続けるのも現実的ではありません。
画質へのこだわりと容量問題
今のデバイスは画質の設定も細かく選べますが、せっかくだから最高画質で・・・とつい欲張ってしまいます。
私が使っている iPhone 15 Pro Max(256 GB) のような機種だと、動画を最高設定で撮り始めると、あっという間にストレージが圧迫されます。
正直、旅の記録なんて頻繁に見返すものではないし、多少画質が悪くても困らないはずです。
それでも、後でもっと綺麗に残しておけばよかったと後悔するかもしれない機会損失に、いつも怯えてしまいます。
旅行の日程とデータの壁
3泊程度の旅行なら、スマホの空き容量を事前に作っておけばなんとかなります。
しかし、1週間を超えるような長期旅行になると、どこかで容量不足に直面する可能性があるのではないでしょうか。
スマホには日常的に使うアプリやデータも入っているため、旅行のためだけに中身を空っぽにするのは現実的ではありません。
現時点では、やはりポータブル外付けのSSDなどを一つ持っておくのが、物理的な安心感もあり一番スマートな解決策なのかなと感じています。
あるいは、最初からデバイス自体を1TB(テラバイト)などの超大容量モデルで新調してしまうのも、一つの手かもしれません。
本体価格は上がりますが、旅行中にあと何枚撮れるかを気にしなくて済むストレスフリーな環境は、それだけの価値があるようにも思えます。
しかしこれはお財布との相談ですし、旅行以外の日常でそれほどの大容量が必要になるシーンはあまりなさそうです。
新しいソリューションへの期待
ただ、ここで新しく別の解決策になるかもしれない選択肢が増えました。
実は、iPad miniをサブストレージ的に使えるかも?と思いつき注文しました。
iPhone 15 Pro MaxとiPad miniで、旅のデータ管理をどこまでハックできるのか。
実際に旅行へ持っていって試してみるつもりです。
そのあたりの詳しい感想や使い勝手については、また後日、別の記事でしっかり記録したいと思います。
技術が進歩して便利になったはずなのに、悩みは尽きません。
かつて、お父さんが大きなホームビデオを肩から下げて歩いていた時代の方が、実はもっとシンプルに旅を楽しめていたのかもしれないな、とふと考えたりします。
